梅酒は、日本が誇るべきリキュールですが、手軽に自家製できることも大きな魅力です。
ベーシックなレシピは、梅と氷砂糖、それにホワイトリカーですが、それをアレンジすることでオリジナルの梅酒を作れるのが面白いですよね。
ただ、問題が一つ。
呑むまでに最低でも3ヶ月は待たなければならない、ということ。
「果報は寝て待て」と言いますが、せっかくその気になって漬け込んだのに、半年先まで我慢しなければならないなんて...
そこで、少し早くに呑める果実酒をご紹介します。
基本的には大概の果実は、浸漬することによってリキュールにすることが可能です。
カカオ豆を蒸留酒に漬け込めば、コーヒー味のリキュールだって作れるのです。
中でも、短時間の浸漬で作れるオススメの果実酒は、レモン酒。熟成期間は3週間ほど。
イタリアのシチリア島では伝統的に作られているリキュールで、ロックはもちろん、ソーダ割りやお湯割りでもイケる万能選手です。
冒頭に掲載した写真は2年前に作ってちびちびと消費している私のレモン酒。
レシピは
1、レモン1kgはワックスや有害な農薬が残留している可能性が高いので、お湯の中でよく洗う。
2、皮を向いて輪切りにし、適量の皮とともに、密閉瓶の中へ。
3、氷砂糖200g、ウォッカ2Lを一緒に入れて、冷暗所で3週間熟成させる。この時、ラムで漬けても旨い。
皮からはエキスとともに苦みがでるので、お好みの量を加えてください。
ウォッカは、香りが強くないものがオススメ。それほど効果なものは必要ないですが、SKYYやスミノフを使うと一つ上の味になるのではないでしょうか。ラムだと、バカルディですね。