いつからリユースとリデュースを始めるの?

 いつから、リサイクルを始めるの?

tower

 リサイクル推進団体の広告なんですが、私はやはりこういいたい。

 Just when will you start reuse and reduce.

気候変動の原因が明確でなくとも

 「環境問題のウソ」という記事より。

私としては、池田氏の論理的な批判にうなずきつつも、それでもCO2削減を進めるべきだと思っている。その根拠は、有機水銀とCFC(フロン)だ。

有機水銀と水俣病の関係は、被害が出てから明らかになったが、もし因果関係の証明でチッソと国があれほど「ごねなければ」、被害者はずっと少なかったのは明らかである。一方、CFCの削減は、まだCFCがオゾン層に与える影響がまだ定量的には未知数だったころに始まったが、その結果がすでに出始めている。

「わかってからは遅い」ということは確かにあるのだ。


 気候変動の原因が、「温室効果ガスではなく、地球レベルの自然現象だ」という言説は依然からある。
 だが、原因が明確になった時に、すでに人類が滅びている可能性は充分にある。犯人を見つけ裁いて、罪を償わせるだけの時間はないのだ。
 たとえ明確でなくとも、考えうる原因の全てをつぶしていかなければならない。
 それが、「できることをする」「慎ましやかに生きる」ってことだと思うんだけど・・・
 なんか、浅いな。

旨い牡蠣には、豊かな森

 「牡蠣礼賛」という記事より。

これがうまいのなんのって、本職は牡蠣職人ではなく書き職人でしょというぐらいである。手にきちんと職をもった人がその職について語った本は、それだけでまず外れがないのだが、この人の凄いのは、ただ牡蠣を育てているだけではなく、牡蠣を学究のごとく研究し、そして牡蠣のために森まで育てている。著者は「森は海の恋人」というキャッチフレーズで植樹活動を行っていて、むしろそちらの方が有名かも知れない。


 「Dan the Oysterholic」こと小飼弾さんによる書評です。Oysterholicって直訳すると「牡蠣中毒」ですよね・・・なんかノロウィルスにやられたみたいになってますw
 冗談はさておき、著者である畠山重篤さんは牡蠣養殖のスペシャリストでもあり、流域的資源保全の第一人者とも言える存在です。
 修論で資源管理を扱った時は、何冊か参考にさせて頂きました。畠山さんは「森は海の恋人」を提唱されていて、それは「沿岸資源を豊かにするには、そこに流れ込む川を豊かにしなければならず、そのためには、そこに栄養を流入させる森を豊かにしなければならない」という考え方。
 そもそも、かつて山の民と海の民は関係性が密接で、人的・物的資源のサイクルが築かれていました。「魚付林」というものもあり、沿岸の漁撈資源を保全するには適切な山の管理が不可欠だったわけです。
 現行の資源保全は、いまだ種レベルでのアプローチでやっとこさ生態系レベルでのアプローチにいこうか、というところ。私としてはもう一つ次の段階として、「人間の管理」を考えています。つまり、漁撈資源を利用する人間がいかに過剰な漁獲圧を加えないようにするか、ということ。
 その方法の一つとして、単純に「旨い牡蠣を作る」というのもあるかと思います。大漁貧乏が資源管理にとっては大敵なのですから、少量で儲かる資源利用であれば良いわけです。もちろん、「森は海の恋人」という思想が物語となって、ブランディングに一役買うかもしれません。少々高くとも、美味であり、また植林にも役立つ、という物語があれば、消費者も納得して購入するのではないでしょうか。
 「牡蠣礼賛」は資源管理のお話ではないようですが、「漁師さんの森づくり―森は海の恋人」などに詳しいですので、そちらもぜひ。

 ちなみに京都で手っ取り早く牡蠣を食べるなら、錦市場の「大安」さんで。一個120円で焼き牡蠣をその場で焼いてくれます。魚屋さんに併設させれているので、好きな魚を調理してもらうことも可能。嬉しいことに、お酒もあります。休日ともなると、人だかりで大変ですので、おすすめは平日ですね。夜は18時までです。

森は海の恋人
森は海の恋人
posted with amazlet on 06.11.30
畠山 重篤
文藝春秋
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「美しい景観」は、住民が決める

 「都市の豊かさとは何か?」という記事より。

繰り返すが、景観に対する関心が高まって、景観を評価する指標に奥行きが出ることはとてもよいことだ。その上で思うのだが、だからこそのむずかしさをどう解決していくのかも同時に考えなければならなくなっているのではないだろうか。だからこそのむずかしさとは、「美しさ」「快適さ」とは全国どの都市・どの地域でも一律の指標では計れないだろう、という問題意識だ。

 私としては、景観を評価する指標は地域住民の考え方次第で変わると考えています。
 どんなに観光客が町家の並びが美しいといったって、膨大な維持費が必要でありまた不便さを否めない町家に住民が住み続けることは簡単ではありません。町家を取り壊すという選択をとったとしても、責められるものではないでしょう。
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水没する先進国

 「11月26日放送の素敵な宇宙船地球号に出てきた島」という記事より。

たまたま昨日見ていたテレビ朝日系の「素敵な宇宙船地球号」

そこに出てきた島を探してみました。

54�33'1.03"N 8�48'45.71"E


 その島は、ドイツ、ハリゲン諸島のノードストランディッシュムール島。
 なんと一年に30回も水没してしまうとか。ただでさえ、この状況なのですから海面上昇に対する危機感は、ツバルなど島嶼国に劣るものではないのでしょう。
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梅乃宿は、信用していいと思うんだ。

 えっと。
 このブログはあくまで環境問題全般を取り扱うものでして、その中には地域活性化とかまちづくりってのも含まれてます。
 また、とかく「偉いね」なんて言われてしまう環境問題に対する思考を、「もっと当たり前なんだ、こんな自分でも出来るんだから」と言うために、その他のネタを書く場合もあります。
 もちろん、パーソナル・ブランディングの意味合いもあります。
 で、今回は、お酒の話。続きを読む

「もったいない」は無責任

 「ハクサイ豊作、産地では泣く泣く廃棄処分」という記事より。

鍋物に欠かせないハクサイの廃棄作業が、茨城県内の畑で進んでいる。豊作に加え、暖かい日が続いて鍋物用の需要が低迷、価格の下落を防ぐためだ。全国有数の産地、同県八千代町の吉村信男さん(58)方の畑(約10アール)では27日、約10トンのハクサイがトラクターで次々とつぶされていった。


 生活のための価格調整を「もったいない」と切り捨てるのは、あまりに無責任だ。
 自給自足の大規模菜園であればまだしも、明確な経済活動として農業を営むのであれば、「もったいない」なんてことはないのだ。
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暖房、やめます。

 「この冬は暖房やめます 温暖化対策で環境省」という記事より。

12月1日から来年3月末まで暖房を止め、職員にセーターなどの着用を呼びかける。ただし、職員の健康に配慮し、例外として、庁舎が冷え込む休日明けの朝と、室温が17度未満のときは暖房をつける。

 といっても、寒暖の感覚は人それぞれだろうし、寒がりの人には辛いでしょうね。着膨れしてたら仕事もしにくいでしょうし。
 案外、偉いさんが「寒い」って言ったら、暖房入ったりして・・・続きを読む

フェアトレードの仕組みの初歩

 「フェアトレード運動のジレンマと意義」という記事より。

さて、ネット上での情報を見る限りフェアトレードコーヒーのシェアは比較的普及しているイギリスなどでも全体の3,4%と言うところのようだ。これはいかにも少ないように思えるが、皮肉なことに「この程度の規模」だからこそ運動が持つ矛盾が露呈せずにすんでいるのかもしれない。

 南北問題の講義で取り上げられたフェアトレードの事例も、コーヒーでした。
 それは、フェアトレードを必要とする地域の気候と、コーヒーを生産するための気候が合致することと、コーヒー生産にさしたる技術が必要とされない点にあると言えるでしょう。
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古都を守るバランス感覚

 「「古都の景観守れ」京都市、屋上・点滅照明広告を禁止へ」という記事より。

京都市は24日、条例を改正して、点滅照明を使った屋外広告と、屋上に設置する広告を市内全域で禁止することを明らかにした。また、都市計画を変更して建物の高さ規制を強化するほか、京都らしい景観を守るための新条例をつくり、規制内でも眺望を阻む建物は認めない「標高規制」を採用する。いずれも来年度の実施を目指す

 観光都市として自らが体現するべき「京都」と、観光客などの外部が期待する「京都」の姿。
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