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 「asahi.com:会社休み社員3千人総出、棚田1日支援 アストラゼネカ」という記事より。

 全社員約3000人が過疎化の進む中山間地など全国40カ所で農作業や山仕事を手伝う活動を、製薬会社アストラゼネカ(本社・大阪市、加藤益弘社長)が、11月1日を休業日にして実施する。農村と都市の交流、社会貢献活動に新しいスタイルを提案するねらいだ。

 ただ、こういう「善意」が地元にとっては大迷惑になる可能性を忘れてはならない。
 地元に詳しい書き手さんはこう言う。

村一番:社員総出で棚田支援

だけど、受け入れ側もけっこう大変。それほど広くない地域に120人が入り、みんな農作業ってことは農機具もそれなりに必要で、ご飯の用意とか、ご飯のためには食器とか、食べる場所とか、トイレも・・・移動がバスなら駐車スペースも・・・

昼食に関しては、畑の方から聞いた所によると、昼食はカレーを作るのでガスだけ(注:コンロではない)貸してもらえたらよい。とのことだったそう。
しかしながら、お願いする作業とか農機具は地元で用意されるような感じでした。
畑に限って言えば、住民総数は老いも若いも含めて115人らしく、120人来るって一大事やと思います。

 確かに、あの土地に120人もの外部者が居れるだろうか、と単純に思う。指導とかだって、大変だろう。
 昼ご飯はカレーを作るらしい。レクリエーションとしては最適だけど、発生する大量の生ゴミはどうするんだろう。当然、持って帰るよね?
 そのうえ、棚田オーナ制のように自主的な作業ではないところも気にかかる、社長の独断ということはないだろうが、参加する社員にどれほどやる気があるのかははっきりとしない。
 汚れるのが嫌だとか、虫がキモいとか、文句たれてダラダラする大人たち。タバコをスパスパ一服、ポイ捨て・・・(まあこれは、地元の人もやってるけど)。楽しむ人もいるだろうけど、業務命令として「やらされる」ようなことかなぁ。

村一番:社員総出で棚田支援

どうせなら、村とか町と企業と組んで規模拡大すればいいのに。それで、健康診断や体力づくりとつなげて、コース・作業分けすんの。
そうしたら、できる作業の幅も広がるし、受け入れ側としてもかゆい所に手が届くようなことをお願い出来るかもしれない。

 これを業務として行うんじゃなくて、慰安旅行の1プランとかにすればいんじゃないかな。皆で一つのところに泊まって親睦を深めるというのはあるだろうけど。
 というか、いっそのこと一般の人に向けの農作業ダイエット、「アグリ・エクササイズ」とかなんとか言って、お金とって農作業させてあげればいいんじゃない。
 なんか同じことを昔言ってた気もするけど・・・

 「企業が地方と協力する」というモデルには、いろんな可能性がありそう。
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