私は、物書きになりたかった。
当時の私は、研究者への道を熱心に薦められていたし、ある文学者には「意外に文才がある」などど言われていたのだ。今では、想像もできないが。

その当時、出会ったのが「editide」というWebマガジンだった。そこでのライター募集に応募し、いくつかの記事を書いたが、間もなく「editide」は閉鎖される。
そして、そこの運営者に与えてもらったのが、サーバにインストールされたMovable Typeだった。

初めて触ったブログだった。それ以来、書く場所は変われどずっとブログを書き続けている。

現在。

ブログサービスを仕事にするようになった今も、物書きを食の方便にしたいという思いは変わらない。
だから、自分の作ったテーマブログにたくさんの方が参加してくれたり、ブログキャンペーンのタイトルを考案したり、それらしいことで業務に貢献できるのは嬉しい限りだ。

ブログでご飯を食べている。
そう言っても差し支えないと思う。

一方、ブログを書くことで月に百万単位の収入を得ている人がいる。
文字通り、「ブログでご飯を食べている」人たちだ。
彼らは自らの努力と才能で書き続けたブログのAdsenceや広告はもちろんのこと、時にタイアップ記事を書くなどして収益を上げている。
自分たちの「書く力」でもって己のブログを出稿に値するメディアに高めているのだから、賞賛すべきことだ。

浅ましいなどと批判するのは、全くの無意味だし、非礼とさえ思う。


私は、物書きになりたかった。
今だって、小説家にも研究者にはなれる可能性があるだろう。
そして、ブロガーであることができる。それで、幾ばくかの収入も得ることだってそう難しくはないだろう。
そういう世の中になったのだ。

モニターになって商品レビューをする。
パブ記事を書く。
企業から出稿を受ける。

ブログを書くことが、仕事になる世の中だということを、ブロガーが認識しなければならない。


▼参考記事
鯵!: リサイクルやめませんか。


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