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カリフォルニア州サンタアナで身の毛もよだつ事件が発覚しました。
約400匹のニシキヘビがおり、そのうち約220匹が死体。すでに白骨したものから腐乱したものまであるという、恐怖のヘビ屋敷が見つかったのです。
それだけでなく、エサ用でしょうか、プラスチック容器に入れられた大量のネズミが共食いをしながら生き残っていたという阿鼻叫喚ぶり。
ヘビの220匹の腐乱死体で強烈な悪臭の「恐怖の家」(AP) - エキサイトニュース
バックマンは飼育動物の遺棄の容疑で逮捕され、29日夜現在、身柄を拘束されている。
悪臭が漂い始めたのは5カ月ほど前からだという。近隣住民は「人間の死体が腐っているのではないか」と疑い、苦情を訴えた。
以前はバックマンと近所づきあいをしていたという住民によると、数年前にバックマンは一緒に暮らしていた母親を亡くし、それ以来、引きこもるようになったという。住人は「彼の中で何かが変わってしまった。何かが引き金になったんだろう。何が起きているのか想像もつかなかった」と語った。

さて、一般的に見ると恐ろしい飼育動物の放棄事件なんですが、オカルト的に見ると、これは巨大な呪術が成立しつつ事例といえます。
その呪術とは蠱毒
蠱毒 - Wikipedia
犬を使用した呪術である犬神、猫を使用した呪術である猫鬼などと並ぶ、動物を使った呪術の一種である。「器の中に多数の虫を入れて互いに食い合わせ、最後に生き残った最も生命力の強い一匹を用いて呪いをする」という術式が知られる

陰陽道が隆盛を極めた奈良・平安時代に盛んに行われ、古代日本では律令によって禁じられたほどの呪術です。
蠱毒に用いられる虫とは昆虫に限らず、クモやムカデ、トカゲ、ヘビ、カエルなども含みます。
パックマン氏の家が蠱毒の器となり、ヘビとネズミという2種の「虫」が生き残ろうとしていたのです。
最後の一匹までは程遠い状況でしたが、数百匹による蠱毒となるとその呪力たるや想像するだに恐ろしいですね。

ちなみに、生き残った最後の一匹の使い方は様々ですが、相手の軒下に隠して気づかれないようにしておくと対象者が呪われるという説もあります。蠱毒は養わなければならないのです。
もし、蠱毒を見つけた場合は貢物とともに道に放置しておくと、それを拾った人に呪が移るそうです。拾った人は宝物だと思って拾うがそこに蠱毒があるとはしらず、養うことを怠った結果・・・ということですね。

ちなみに卓越した陰陽師であれば、蠱毒を使ってより自由度の高い呪いを行いますので、上記の方法はいささか素人じみた都市伝説と言えるかもしれません、

参考リンク


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