フェアトレード

フェアトレードだからって、甘やかしてはいけない

 「「買い物かごで投票?」 よりフェアトレードの部分を抜粋

フェアトレードに反対する標準的な経済学的議論はこんな具合だ。コーヒー豆のような商品の値段が低いのは作りすぎのせいだから、本来であればそれは生産者に対して、別の作物をつくるようにというシグナルを送るはずだ。でもフェアトレードの上乗せ価格――つまりは補助金――を支払うことで、このシグナルが送られなくなってしまうし、コーヒーに支払われる平均価格を引き上げることで、むしろもっと多くの生産者がコーヒーづくりを始めるようにうながしてしまう。すると、作りすぎがさらに進んで、フェアトレード以外のコーヒー豆の価格はもっと押し下げられてしまい、フェアトレード以外の農民はもっと貧乏になる。


 フェアトレード食品でコーヒーが多いのは、生産が容易であることが理由として挙げられる。とっかかりとしては、それで良いかもしれないけど、そこから自立した経済活動を営もうとすれば、その他の作物へ転作しやすい状況が必要じゃないだろうか。
 補助金が無くとも生活できるようにすることが必要なのであって、上乗せした金額でコーヒーを買い取るだけではただの資金援助と何ら変わりはない。
 
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有機やフェアトレードなら地球に優しいと思ってませんか?

 「倫理的な食べ物って?」という記事より。

残念ながら、話はそんなに簡単じゃない。「倫理的」食物の三大品種、有機食品、フェアトレード食品、地元食品 (地産地消) を疑問視するべきまっとうな理由がある。世界をよくしたい人々は、買い物を変えてもダメだ。世界を変えるには、もっと退屈な仕事が必要なのだ。たとえば政治とか。


 私は、体験と信念を持ってフェアトレード食品や地産地消を広める活動に取り組む人々を知っているので、それを無意味と言うことはできない。
 だけど、気候変動と同じように正反対の意見があることは知っておくべきだし、それらの活動に「弱々しさ」を感じていたのも事実なのだ。
 この記事で挙げられている興味深い反論は次のようなもの。

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