酒の環境社会学

 「COMIC 「蔵人 クロード」第一巻&第二巻 尾瀬あきら」という記事より。


「夏子の酒」「奈津の蔵」の前作二作品では、酒づくりそのものに焦点を当てられていましたが、今回はさらに踏み込んで「どうやって飲むか」「何を飲めばいいのか」というところにまで視点が広げられているのが印象的です。
日本酒は本来食中酒であり、料理と併せてこそ料理とお酒が両方さらにおいしくなっていくという事実がいつの間にか伝えられずにいる今、この作品はとても重要な「日本酒を中心とした食文化」をもう一度伝える役割を担っているのだと感じました。


 いつからか途端に日本酒が苦手になってしまった。吟醸香が駄目とか、醸造酒が駄目とか、いろいと言ってはみるものの、結局、原因はわかっていない。
 そもそも下戸なんだから、お酒はご飯を美味しくしてくれたり、心地よくさせてくれればそれでいい。
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給食なんて、食べたくない。

 「中学生の3人に1人「給食まずい」。女子生徒は半数が出される牛乳を飲まず…「人間の食べ物じゃない」「コンビニ弁当のほうがいい」などの厳しい意見も」という記事より。

3人に1人の中学生が給食をおいしくないと感じている――。
そんな結果が、東京都小平市の中学生約3500人の答えた、市立学校給食センターのアンケートでわかった。
一方、試食会に参加した保護者91人のアンケートでは、おいしくないと答えた人は2%だった。


 生まれてこのかた、給食というものを食べたことが無いので、個人的な経験則ですらこの問題を語ることができないのだけど、たんに味覚だけに起因するものではないように思う。
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OUR DAILY BREADー「いただきます」の感謝

 「現代社会の食生活を支える実態を淡々と見せる映画「OUR DAILY BREAD」」という記事より。

2005年に撮影されたドキュメンタリータッチの映画で、全部で92分。内容は現代の社会において必須となっている「食」を支える畜産業、農業などがいかにして高度なハイテク技術によって食べ物を「製造」し、そして現代社会の生活水準を支えているかを淡々と撮影したものになっています。


 見るに耐えない人も多くいるのではないか、と思われる映画。
 今更ながらこんな風に造られたモノが己の血肉になっていたかと思うと、なんともやりきれない思いがする。
 そして、ひたすら申し訳ない。生きている全てを頂かなければ自分は生きていけない、そのことを忘れてしまっていた気がしたから。
 内容は、けっして悪ではない。ああやってブロイラーが工業的に生産されることには、それなりの要求があり、人が望むだけの鶏を平飼いでのびのびと育てようなんて無理な話だ。
 そして、鶏は可哀想だから、魚を食べようって、そんな話だっけ?
 どちらも命あるモノのはず。見直すべきはライフスタイルはもちろん、生命を頂かなければ生きていけない「原罪」への無理解ではないだろうか。「いただきます」の感謝の心じゃないだろうか。

 予告編はこちら
Our daily bread - TRAILER - Geyrhalterfilm

 日本での公開は未定だそうですが、ぜひやって欲しいものです。
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